前回片倉釣行に行った時にこいつを試してきました。
ラインはフロロ8lbを35mくらいでロッドはスカイレイパワープラスです。
何となくこれが投げれたらすごいと思っていたところで3.5インチのカットテール+0.9gシンカーのネコリグを投げてみましたが全く問題なくカバーに対してピッチングができました!
もちろんリグ自体が軽いので風が強いと投げ辛さを感じる部分はありますがかなり快適です。
自分で測定できる範囲でスプールのスペックを比較してみます。
ベアリングを含んだ重量の比較は写真の通り。
浅溝のKAHENとノーマルの既設スプールとは形状が違うので単純比較しても意味はありませんが、本来糸巻部分の体積が増えて重量増になる浅溝化でもKAHENはかなり軽くなっていることがわかります。
スプール材質は同じG1ジェラルミンであることを考えるとブランキングが相当軽量化に寄与していることがわかります。
糸巻部分の直径は
KAHEN:24〜25mm
既設:19mm
となっていました。
KAHENの方はスプールのセンターに向かって径が小さくなるテーパーがかかっているためこのような表記です。
約1.3倍ほどKAHENの方が糸巻量が多い計算です。
ところでメーカー公称値である糸巻量は67cmとなっていますが、単純に糸巻部の直径で計算すると。。。
19mm(糸巻部直径) × 3.14(円周率) × 7.2(ギヤ比) =429mm
となり約43cmです。
もちろんラインを巻いていけば直径は大きくなるのでこの値実際の糸巻量には参考になりません。
仮にマックスの30mm(スプールの最大外径)を直径として計算すると。。。
30mm× 3.14× 7.2=678mm
となり約68cmです。
公称値の67cmがスプールの直径に換算するとどの辺の径になるかを計算すると。。。
Xmm(糸巻部直径) × 3.14(円周率) × 7.2(ギヤ比) =670mm
を変形して
670mm÷(3.14×7.2)=29.6mm
となります。。。
ほとんどマックス糸巻径での計算値であることがわかりました。
計算あってるのかな??
仮に公称値を参考にしてハンドルの回転数を求めて40m巻いてみようと考えると相当少ない糸巻量となってしまうことになります💦
自分なんかケチなのでベイトフィネス用のリールは100m巻きを33m×3回は巻きたいのでこの誤差はかなり大きいです。。。
もちろんハンドルの回転数を基準に糸を巻こうとした時には糸の太さも糸巻部分の直径に影響してくるので一概に言えない部分もありますが一度BMSあたりのマーカー付きラインで検証してみる必要があると感じました。
メーカーはハンドル10回転毎の巻き取り量くらいは表記してもらった方がケチケチユーザーとしてはありがたいですな。
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